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【事例紹介】Jabilの事例から見る、3Dプリントが変える製造業の未来

  • yokoito-sales
  • 6 日前
  • 読了時間: 3分

MJF 3Dプリンタの活用事例_Jabil社

~HP Multi Jet Fusionがもたらすスピードと自由度~


製造業における「スピード」「柔軟性」「コストパフォーマンス」。これらの要素を高いレベルで実現するのが、今まさに進化を続けている3Dプリンティング技術です。

今回ご紹介するのは、米国大手製造ソリューション企業・Jabil社がHPのMulti Jet Fusionを導入した事例です。ブログの最後には、Jabilの詳細な導入ストーリーが掲載されたPDF資料もご覧いただけます。



試作から量産へ。“使える”3Dプリントへ進化

3Dプリントはこれまで、どちらかといえば試作用途に使われてきました。しかしJabilでは、HP Multi Jet Fusionを用いて実際の最終製品を量産しています。


「昨日はプロトタイプ、今日はもう量産品を」――そんなワークフローを可能にするのが、HPのスピードと再現性。


Jabilのように複雑な形状・小ロット・高いカスタマイズ性が求められる製造現場では、従来の加工技術では対応しきれないケースも増えてきました。そこで注目されたのが、HPのJet Fusionテクノロジーです。



現場の声:圧倒的スピードと一体造形の強み

Jabilの現場責任者であるジョン・バフィントン氏は、こう語ります。


「他の技術では数日かかる造形が、HPでは数時間。しかも、治具や金型を用意しなくても、パウダーから取り出してすぐに使える部品が手に入る。」


さらに、これまで複数のパーツを組み立てて作っていた製品も、HPの3Dプリントでは一体造形が可能に。構造強度や再現性が向上し、製造プロセスの省力化にもつながっています。


今後の展望:ボクセル制御と素材開発の進化

Jabilでは、1ボクセル単位で色や素材の特性をコントロールできるJet Fusionの可能性にも注目しています。実際に、ギアや靴などの摩耗部品に「摩耗バー(摩耗の進行が見えるカラーバンド)」を組み込むといったアイデアも現場で検討され始めているそうです。

また、HPのオープンプラットフォーム戦略により、素材開発のスピードが加速。今後さらに用途が広がっていくと期待されています。



導入事例PDFを公開中!

今回ご紹介したJabilの取り組みを、さらに詳しくご覧いただける導入事例PDF(公式)を日本語訳付きで公開しています。

製造業での3Dプリント導入を検討されている方、量産化を視野に入れている方にとって非常に参考になる内容です。



この資料がおすすめな方

  • 受託サービスを提供されている方

  • 受託サービスにHP Multi Jet Fusionを活用されている方

  • HP社の3Dプリンターについて導入を検討、もしくは情報収集をしている方


詳しい内容は、以下のリンクから資料をダウンロードしてご確認ください。



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