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【新商品】Powershot X – 粉末除去も表面仕上げもこれ1台【DyeMansion】


現在ドイツにて開催中の、世界最大級のAdditive Manufacturing見本市「Formnext 2024」にてDyeMansionから新商品の発表がありました。


DyeMansionの新商品Powershot Xは、PBFによる樹脂3Dプリントパーツの粉末除去から表面仕上げまで1台で対応できる次世代のブラストシステムです。効率的な作業を実現しつつ、高品質な仕上がりを提供する設計で、さまざまな製造現場のニーズに応えます。


本記事では、Powershot Xについてご紹介します。



Powershot Xの特徴ハイライト


1台で3つの技術を実現

  • 粉除去(PolyShot Cleaning)PBF3Dプリント特有の粉末除去作業を効率化し、均一で再現性の高い仕上がりを実現します。パウダーベッド方式の3Dプリンティングに欠かせないプロセスです。

  • 表面処理(PolyShot Surfacing)マットな光沢感と滑らかな触り心地を兼ね備えた仕上げを実現。耐傷性が向上するため、最終製品の品質がさらに高まります。

  • 粉除去+表面処理(PolyShot Cleaning & Surfacing)粉末除去と表面仕上げを同時に行えるモードで、効率性と品質向上を一度に叶えます。


一台で樹脂3Dプリントパーツのクリーンアップから仕上げまでをカバーする効率的な非研磨処理が可能になります。



モードの切り替えも簡単、高い柔軟性

Powershot Xは、生産量や仕上げの品質要件に応じて上記の3つのモードを切り替えることが可能です。

設定変更は簡単で、自社の生産状況に合わせて柔軟に対応できます。また、将来的な生産量増加にも対応可能な拡張性を備えています。


▲左:粉除去前の3Dプリントパーツ、右:Powershot Xで粉除去と表面処理後



低コストで確実なROI(投資利益率)

  • 初期導入コストが低い

Powershot Xは、導入時の初期費用を抑えつつ、高い投資効果を得られる設計になっています。

  • コスト削減につながる効率性

自動化により人件費を削減し、また、これまでPowershot C(粉除去)とPowershot S(表面処理)が1台で完結するため、省スペースで設置可能。さらに、用途に応じた柔軟な運用ができるため、無駄なく効率的な運用が可能です。

  • 長期的な価値を持つ投資

粉末除去や高品質な表面仕上げを自動化し、最終製品の品質向上にも貢献。必要に応じてバックアップ用としても利用可能で、幅広い場面で活躍します。また、市場をリードするブラストシステムとして、信頼性の高い後処理機です。



まとめ

Powershot Xは、効率性、柔軟性、品質をすべて備えた革新的なポストプロセシングシステムです。この1台でPBFによる樹脂3Dプリントパーツの粉末除去から表面仕上げまでを効率化し、高品質な最終製品を実現します。


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